当たり前を守る仕事の喜びと誇り。
いま、私が担当しているのは、お客さまの引っ越しに伴うガスの開通と閉止です。開通作業の際には、ガス漏れの検査やガス機器の状況を確認して、お客さまに説明しています。お客さまが安心して新居の生活をスタートできるように、ガス漏れを検知する警報器や火災警報器などの販売・設置も行います。
以前、開通作業で訪問したお客さまが、ガスを使うのが久しぶりで不安を感じていらっしゃったので、漏えいなどの点検は目の前でわかりやすいように指さし確認しました。さらに、お客さまがどんなことを不安に感じているのかを聞き出して、丁寧にお答えしたのです。お客さまは笑顔で「ありがとう。これで安心してガスを使うことができます」と言ってくださいました。暮らしに欠かせないガスは、安全に利用できて当たり前のインフラです。私たちはその当たり前を守る仕事に、大きな喜びと誇りを感じています。
先輩や同期の激励が再挑戦する力に。
入社して最も辛かったのは、ガスの作業員として独り立ちするための試験に落ちたことです。落ち込んでいた時に、先輩や同期からもらったたくさんの励ましの言葉やアドバイスに力づけられ、次は絶対に合格しようと決意しました。わからないことは経験が豊富なベテランの先輩に聞いて確認し、現場への同行をお願いして知識と技術を身に付けた結果、再試験に合格しました。受け身の勉強ではなく、自ら積極的に学んだことが自信に繋がり、合格を勝ち取ったのです。
挫折や失敗を味わっても、くじけずに努力することの大切さを改めて感じました。そして、再挑戦する私を温かく見守り、応援してくれた先輩や同期に心から感謝しました。職場の仲間の協力がなければ、合格は難しかったと思います。
私はこれから仕事を続ける中で、必ず大きな壁にぶつかるでしょう。そんな時は、この経験を思い出して乗り越えていきます。
誰からも認められるガスのプロを目指す。
私の目標は、ガスのプロフェッショナルになることです。
現在、開栓閉栓を行う部署に所属していますが、当社にはガス関連だけでもガス機器メンテナンス、ガス設備、ガス工事設計など、さまざまな部署があります。お客さまに安全にガスをお使いいただくためにも、必要な知識を身に付け、メンテナンスの資格を取得して業務の幅を広げたいと考えています。ガスに関連する資格の取得に際しては、会社の支援制度を活用することで自己負担なく取得することができます。
技術を磨いて対応力を養うためには、もっと現場の経験が必要なため、拙速に成果を求めず、一歩ずつ着実に成長していけばいいと考えています。多くのお客さまから「ありがとう」や「安心した」と感謝していただけるように。先輩や後輩にも信頼されるように。誰もが認める確かなスキルと実績を持つ、ガスのプロフェッショナルになりたいと思います。
ある日のスケジュール
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8:30
出社・着替え・朝礼
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9:00
お客さま先連絡・訪問・開閉栓作業
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12:00
昼食・休憩
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13:00
お客さま先連絡・訪問・開閉栓作業
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17:00
帰社・事務作業
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17:20
退社
学生へのメッセージ
就職活動は、さまざまな企業や職種を知ることができる、いい機会です。自分が何をして働きたいのか。将来どのような目標を達成したいのかをしっかり考えて、多くの企業にチャレンジしましょう。ありのままの自分で、考えていることをしっかりとアピールできれば、必ずいい結果がついてくると思います。時には息抜きをしながら、最後まで頑張ってください。